ヘッドライト一千一夜。

焦げパンに元々装着されていた7インチの焦げたヘッドライトにガタつきがあったので、只今修理中なのでありますが、ebayで全く同じ形のライトが出ていたので瞬殺でジャパンの葛飾区入り。

調べたところ、このヘッドライトはインディアンの1947年式チーフであることが判明。

今まで焦げパンの初代オーナーさんはシールドビームにしたくてハイドラ用を流用していたと思っていたのだが(そのライトも焦げていたので燃える前にカスタムしていたのは確実)、どうやらほぼ同時期(1948〜ごろ)にインディアン・チーフも所有していた可能性が浮上。(当時はパーツ・ディストリビューターの影響力がとても弱かったため、ハーレーオーナーが容易にインディアンの部品だけ調達できたかは疑問が残る。)



付けてみたらやっぱりピッタリはまった。
早速、久々にひっぱりだしてド早朝にいつもの道へ。江戸川旧車会で言うところの「朝練」、福島旧車会で言うところの「モーニング・ラン」、この酷暑の時期は特に、旧車乗りにとっては朝がゴールデンタイムなのである。



1947年製の本物のヤレ加減もあって、焦げライトの修理が上がるまでの代用としても十分見合う。機能的にはこっちのほうがいいかも、ぐらい。



・・・余計なラク書きもあるんだけども(笑)。




久々に、それこそ5月の連休以来かもぐらいに走ったけれど、最高に楽しい。
6時過ぎに出ても暑くてダメ。9時過ぎて、渋滞があったら危なく干涸びちゃうとこだった。



オートバイ自体としても、約3ヶ月ぶりに火を入れたというのに完調。でもたまにしか乗らないなら、走りながらじっくり時間をかけて向き合わないと本来の爆発的本調子にはなかなか戻らんですな。









バッテリーだけは携帯電話の充電のようにケアしておいたから、それだけでも安心感が全然違う。



ついでにいつもの江戸川上流のフライでの鯉釣りポイントをチェックしてきたよ。



夏真っ盛りだから堰堤も随分減水していたが、やはり鯉はたくさんいた。



顔を出してライズしまくってる。こういう口をパクパクして上向いてるポイントでは、鯉もフライ・フィッシングで獲りやすい。キャラメル・コーンの形に発砲スチロールを作って鉤に付けて、キャスティングで目の前に落として浮かべてやるとパクパク食べてくれる。

フライで掛けると鯉はパワフルに走るから面白いよ。何つっても70cmオーバーですから。で、いつも切られて終わるのだった。



江戸旧の朝練コースの一区間が、大幅に変わってキレイな一本道でつながっていた。
知らない人からみたらいつも同じコースにしか見えないけれど、変わらない中に大切な一瞬をいつも見いだすことができるのだ。傍らには、頑なに変化を拒み続ける1948年式のパンヘッド。
もう少し涼しくなったら、また遠くに走りに行きたいな。

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