土用の丑の日(の翌日)、ウナギが食べたくなりましてね。
上野末広町の隠れた名店、『久保田』であります。
ちなみに土用の丑の日というのは、平賀源内が鰻屋をプロデュースする際につかったマーケティング戦略なんだよね。特に意味はないらしい。クリスマスにはケンタッキーフライドチキンを食べましょう的なものだな。
はす向かいではウナギなど川魚の卸をしていました。正直、国産でも外国産でも、『身が締まって』旨いウナギならどこでもいいんだ。キモは焼きと各店の秘伝のタレですからな。
ウナギ屋の焼き鳥は旨過ぎて反則だってmotoさんが言ってたけどその通りだと思う。
いつもの江戸旧酔狂独立師団、「御徒町遊撃隊」のみなさんです。さすが地元のmotoさん、良いお店知ってます。
このお店は日本酒の品揃えも充実しているので、うなぎに最も合うとされる愛媛の銘酒『石鎚』を、肝焼きや焼き鳥とともに。小さな酒蔵らしいのだが、すっきりしていて深い味わいのタレの串焼きと合う。
さすが久保田という、うな重。神田味と巷では表現するそうで、ふっくら過ぎず、固くもなく、タレも上品。つい山椒をバーって、かけちゃうんだよね。シビれるのが好きだから。てやんでえ。
とっても美味しかったです。せっかく東京にいるのだから、高くなくて渋くて良い居酒屋はたくさんあるし、いろんなお店に行きたいよね。御徒町遊撃隊の斥候は、これからも続くのである。
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