話は前後してしまうのだけど、先々週の朝練のお話から始めないとお題まで進めないのである。
初対面のような気がしないようなHDさんとその愛機46。
ジローさんの1929年101スカウト。トータルロスだ。
ジョッパー&BECKロングブーツ、McCOYさん
陸王で参加したのだけど、左胸あたりに違和感があったのにハンドチェンジを繰り返していたら、3日後に左腕があがらなくなってしまったのです。
それでどうにも呼吸が苦しくなってきたので診てもらいました。肋骨部分の肉離れ、
「肋間筋損傷」。
だからといっても普段と変わらない生活を送っております。普通に仕事して、普通に宴席に出たりして。でもバイクはしばらくダメでしょう。
ところでRIDEXの新刊も陸王。いいねえ、この表紙。
焦げパンや陸王の整備も痛くてままならないので、本や雑誌を読み漁っている。最近はコレ。「燃えろ!新日本プロレス」ああ集めてしまいそう。デアゴスティーニの週刊ハーレーは2回と続かなかったが。
「猪木の舌出し失神事件」なんて今の若い子は知らんでしょうなあ。1983年に行われた第一回IWGP決勝のアントニオ猪木vsハルク・ホーガン戦ですよ。
ホーガンの必殺技アックスボンバーを食った猪木が舌を出し失神してしまうという衝撃の結末でした。
プロレスは語ると長くなるからあまり書かないけれども、アントニオ猪木という唯一無二の存在、偶像だったからこそ実現たらしめた究極のアングルといえる出来事であった。
本当なら失神して舌を出したら窒息してしまうのである。でもこれは衝撃だったわけ。こうでなければハルクホーガンの超人伝説は生まれなかったのだ。
後世の人々が覚えているのは、伝説化したドラマである。その姿は伝道師たちの力によって守られ、神話には磨きがかかっていく。
初代タイガーマスクも然りだ。飛んだり跳ねたりがクローズアップされていたが、いま観るとそんなに飛んでいないのである。彼は、あの空間全てを支配していたのだ。空(空中殺法)も地(リング上の攻防)も、そしてブラウン管の向こう側の子どもたちの心すらも。
さあ、じっくり鑑賞しようではないか。
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