東北に戻ってきて最も楽しみにしていたのは、フライフィッシングが存分にできること。
引っ越してしばらくは腰が落ち着かなかったのだけど、渓流に行く余裕ができたのでそそくさと支度して、某地点に向かった。
入渓してすぐ、筋肉質で幅広のヤマメが、流芯脇を流したピーコック・パラシュートをバッサリ。忘れかけていたやりとりの記憶を強引に呼び戻す、ぐぐぐぐ、という強い電撃。
川のせせらぎしか聴こえない。久しぶりのこの感覚は、やはり中毒性を持つ。
静として揺るがず、凛として美しく。
ヤマメはホントにかっこいい。
Silver,Gold, Platinum and Copper .
清流にたゆたう、メタリックな輝きに見入ってしまう。
素晴らしい型のヤマメがたくさん釣れてしまった。久々の「ツ抜け」完遂である。前厄なのでこのへんにしとく。
釣り人に春を告げる水面の飛沫。
福島でも田植えが始まった。
自分にもようやく、遅い春がきたのだと感じた。
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