先日の釣行にて、クリック音が作動しなくなり、スルスル〜という巻き取りになってしまったハーディーのカスカペディア・Mk-Ⅱ。春日部ではない。
両軸受けの英国バーミンガム式で200g弱もあって重いのだけど、これまた重たいバンブーロッド(竹竿)に装着するとシーソーの原理で丁度良い。単に似合うだけだが。
修理に出すのももったいないので、分解しました。
ギアの歯数は32枚。
ギアの受け側が外れておりました。歯欠けじゃなくてよかった。
左巻きにしているので、この位置にセット。ハメてる途中で板バネがバイィ〜ンと外れて部品が飛ぶ。旧車でもこういうシーンによく出くわす。
チキチキチキ・・・。フム、甘美な音色が復活した。もう一回、回してみよう。チキチキチキ。
ムフフフ。
これは2、3、4番手用の「ワイドレンジクリックシステム」というドラグ機能で、クラシックな手合いが楽しめる。まあ好き嫌いだけど。
北海道にもっていくハーディーはもっと高性能じゃないと魚にやられてしまうので、渓流の箱庭こそクラシックリールはふさわしい。
今回のギア抜けは、アメリカ製のフルーガー・メダリスト(ブラピがリバーランズで使用していたリール)並みにコキつかってしまったのが原因。アメリカのクラシックは質実剛健だ。このハーディーのような英国の美しさは皆無であるが。国民性が出ますね。
毛ばりで使うピーコック(クジャク)のマテリアルがなくなったので、拾いに行きました。イノシシに邪魔されて羽根が採れませんでした。
採集班はイノシシを目の前にして這々の体で戻ってきました。ご苦労。
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