5月に発刊されていたのだけど最近買ったROLLER#03。
特集は、『48 to 65』。そう、PANHEAD FEVER!なのでありました。
期待を大きく裏切って、パンヘッド好きには一撃必殺、胸をバキュンと打ち抜かれる一冊。
写真が良い。デュオグライドをこのアングルで狙うセンスが素晴らしい。
・・・と言っておきながら、やはりヨンパチが一番好きなのです。
その理由として昔から色々とご託を並べてきましたが、いまだにピンとくる回答が自分でも分からない。
このバンカラさんのヨンパチのページを初めて開いた時でさえ、ため息が出てしまったほどだ。『あ、48だ!』と。
琴線に触れたというのもどこか拙速で、外観も内燃機関も好きで好きでたまらないモデル、としか現時点では表現できないぐらいなのです。
いろんな48パンがこの世には存在しているので、一概に全て良いとは決して思わないのだけど、素晴らしいコンディションの48は30年代のナックルヘッドをも凌駕する(と自分だけ勝手に思っている)。
当時モノのナックルボバーの写真も素晴らしい。しかしただ古いだけの部品を付けたところでこうはならない。なぜか?
古いバイクのなかに、大きな生命の流れのようなものが包含されているからだ。
昔、このバイクには確かに人が乗っていて、粋にその時代を生きていた。その消息を垣間見るのだ。それがオーラの正体なのではないだろうか、と最近思うのであります。
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