暑い。暑すぎる。もはや日本は亜熱帯地域ではない。れっきとした熱帯地域なのではないか。
そのうちグリーンイグアナとかトゲオアガマあたりが越冬できるゾ。
どこが処暑なのか教えてほしい気温の中、予定がない日はガレージ製作を進めようと思います。
屋根の土台のために、頭つなぎのトッププレートを乗せました。
壁側面の上枠、コーナー部分の補強も兼ねてます。四隅がこれで互いにカッチリしました。
切妻を作ります。
バルブスプリング・コンプレッサーが大活躍です(笑)。
切妻の両端に切り込みが作ってあるので、設計通りかっちりハメ込んでネジで固定。
意外と寸法、合っとるな。
ここで製作中に切妻が倒れたら、カミさんの新車に直撃するので相当緊張しました。
反対側も。
ここで水分補給&シャワータイム。体重計に乗ったところ2kg減。ただいまの気温36℃、熱中症になりかねない事態でしたので塩を溶かした水を1リットル飲みました。
昨晩、セミが羽化したようです。
下をみたら、抜け出したであろう穴がありました。こんな暑い中でも、生を全うするために必死で地中から出てくるんだね。田中慎弥の短編小説『蛹』(「切れた鎖」より)を思い出しました。
除草剤を過剰に撒くのはもうやめようと思いましたよ。
さて、基礎に続く大一番。屋根です。屋根垂木にアスファルトシングルを敷き、その上にガメラの背中のようなリッジ板を留めたパネル6枚、これを切妻にまず乗せます。
重いです。一人ではさすがに厳しく、こっちに友人があまりいないので弟を召喚しました。
二人掛かりで切妻に乗せて、室内からは脚立で支え、外側からもう一人が同時に引き上げます。
屋根垂木と切妻の2×3材をぴったり合わせて、切り込みのハマり具合を確認したところでインパクトでネジ留め。
真ん中はこの位置を維持し続けるために力技です。2m以上の角材を数本使って支柱にすれば一人でも出来るかも知れません。
軒天の面を確認しながら切り込みにカッチリはめ込みます。トッププレートともネジで固定して、安定させながら進めました。
ふう。出来た。
頂点の隙間は設計通り、ガセットを取り付けた後で屋根に登り、軒天に板を被せるから。
で、ガセットです。
これが意外と苦戦しました。水平器を置きながら両脇の垂木に取り付けて屋根を固定させていくのですが、何せ長くて重く、硬い材なのでインパクトが片手では押し込めず、かと言って落とすワケにもいかず。
バルブスプリングコンプレッサーとウォーターポンプレンチと気合いでなんとか。
屋根の所々に、雨の侵入を防ぐために水切りを挟み入れていきます。
メタルルーフフラッシングという薄いステンレス板で、屋根の下端から最長部に向かって完全に見えなくなるまで押し込みます。
・・・気が遠くなりましたがやり遂げました。
頂上部の棟仕上げ・・・は次回。今日はここまで。
でもけっこう進みました。
次回、製作記三部作ついに涙の最終回(のハズ)、「めぐりあい、軒天」!
何で作業を切り上げたかと言うと、ウチのコの誕生日のお祝いだったからです(正確には28日だけど)。2歳になりました。すごく話すよ。Oh Shit!とか。
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