台風が過ぎ去ってからというもの、ここ福島は朝晩がかなり冷えるようになりました。
亜熱帯列島になってしまったのは確かにもかかわらず、季節の移ろいは正直なものです。
秋の夜長が楽しめる時節になってきました。
木の間より もりくる月の影見れば 心づくしの秋は来にけり
・・・いや、小次郎小屋(焦げパンガレージ)にスキ間はないけども。
陸王の燃焼室、通称フラットヘッドのカーボンをキレイに落としました。
狭いながらも、コーヒーを持ち込んで至福のひととき、なのであります。
さて、ずいぶん以前にこのブログで紹介していた『Bio Lite Camp Stove』(バイオライト・キャンプストーブ)が忘れた頃にアメリカから届きました。
国内では未発売で(まもなくアマゾンで扱いが開始される予定らしい)、開発直後に問い合わせてアメリカから取り寄せておったのです。
全長20数cm、重さおよそ900グラム。
本体をストーブから抜いて・・・
横にセットして足を出してセット完了。
コレ何が素晴らしいかと言いますと、焚き火をすればスマートフォンが充電可能になるというアイテムなのです。
たき火部分で起こした5000ワット分の熱エネルギーを、熱電モジュール(熱と電力を変換する機器)を通してUSBポートから使えるようにしています。
詳しい原理はよく分からんのだけど。
USB給電能力があるので、スマートフォンだけではなく、USBケーブルで接続すれば充電できるものはなんでもOK。USB端子のLEDライトを接続すれば、焚き火しつつランタンとしても使用可能。
「そんなのキャンプでいらねーよ。」という御仁。甘い!甘いゾ。
先の大震災で、スマートフォンによる情報の有無がいかに生死を分けたか。電気がない中で枝を燃やすだけで暗闇を照らすLEDのライトがいかに貴重であるか。
薪を燃やしてスマホを充電しながらお湯が沸かせる、さらに灯りの確保もできてしまうというのは、キャンプ道具でありながら災害時に凄まじい威力をおそらく発揮する。
ある意味NASAを超えている(笑)。
NASAで採用と紹介されると超画期的アイテムと思って飛びつく愚もどうかと思いますけども。
メーカーの動画です。
自分の実装レビューも近々やります。
コレを使用して、キャンプなどで6V旧車のバッテリー充電ができないものかと考えてみましたが、最大燃焼時の発電能力が5Vなんだそうで。
コメント
ハブダイナモは交流ですがついてると便利そうですけど、旧車にはマグネトーがあるじゃないですか(笑)