第11次、旧車総合火力演習。
真っ赤に染まった稜線に排気音がこだまする。
季節を巡って、聖地を巡礼して走る者あり。
11年、この歳月で変わらない場所、スタンス。ザ・幕僚長。
ぽんさん!嬉しかったです。
ベロ、実は大好物。
怪物は健在。
そして希少種のさらに希少種、キングメタル。
神酒職人、渋いサイドバルヴァーに。(ロックタイトバッグありがとー!)
すいませんね、隼でズバーンと来ました笑
それにしても直前のワインディングは楽しさの真骨頂でありました。
ロンドン帰りのカッシーさんも14Rで来ましたw
晩秋の森のキャンプ。漆黒の傍らには自分たちの旧車がある。
でも11年も経つともうあんまりバイクのコトなんか話さなくなっている笑
そんなことよりサンマがうまいんだ。
シンプルに、旧車との暮らしがどんどんシンプルになってきていると感じた。
それは深化というより、オッサンになったというだけである。
翌朝。このキャンプの白眉。尾根から日輪が昇り、数億のプリズムが朝露にしっとりと濡れたWLAやインディアンたちを照らし出す。
朝なのです、旧車をじっくり見るのは。
ワッシさんが福井(!!)から10年目の参加ということで到達。
それにしても、35年スカウトはエンジンから何から全てが官能的だ。
完璧な朝。
旧いバイクに乗っていると、おそかれはやかれ誰でも、いつかの路上で或る日、虚しさやはかなさに一人冴え冴えと覚醒する運命にある。
その先は人によって様々だが、祈るか受け入れるか、であろうと思う。
只々、この朝日に照らされた機体群を惚けて眺めているだけで、人生を楽しむべき道が見えてくる。
なぜ隼にも乗っているのか、については今度お酒でも飲みながらお話しいたしましょう。
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