平成28年の大晦日です。
恒例の本年振り返り。
粉雪舞う中、走り納めとリンカートM35TPのセッティング。
セッティング、ようやく出たかもしんない。
さて。
今年を振り返ると言っても、やはりチャンさんの急逝、それ以外に想いが出てきません今年は。
形見のウィンターグローブで今日は走り納めしてきました。来年もチャンさんとは手元で一緒です。
来年はキックももっと上手くなりたい。
そして、東北の渓流を来年もチャンさんと釣り歩くんだ。
今年もよく釣れました。(北海道は撃沈)
ということで、今年の一冊。
1位。「罪の声」 塩田武士
「週刊文春」ミステリーベスト10 2016国内部門第1位
第7回山田風太郎賞受賞作。
逃げ続けることが、人生だった。
家族に時効はない。今を生きる「子供たち」に昭和最大の未解決事件「グリ森」は影を落とす。
未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。
80年代半ばの日本社会を忠実に再現した物語だけに、読み進むうち、いつしか現実と虚構が溶け合うような感覚に陥ってしまう。最終的に阿久津は「真犯人」に辿り着くのだが、その会話と描写は、とてもフィクションとは思えないほど生々しい。
徹夜確実。ものすごいものを読ませていただきました。
2位。「黄昏の彼女たち」 サラ・ウォーターズ
ミステリーばっかりですいません(笑)
サラ・ウォーターズ。この人はあいかわらず、小説がめちゃくちゃうまい。
作り話なのはわかっているのに、まるで、ノンフィクションみたい。 すべてをつらぬくのは秀逸な文章。翻訳もすばらしい。
作り話なのはわかっているのに、まるで、
特に下巻からの疾走感がたまりません!
3位。「満願」「山怪」「殺人犯はそこいる」
甲乙つけがたい良作ばかり。
次点。「総理」 山口敬之
まあまあ。
甲乙つけがたい良作ばかり。
次点。「総理」 山口敬之
まあまあ。
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