2019、令和となって最初の年も大晦日となりました。
すっと呼吸をしたら終わってしまった、そのぐらいあっという間に感じた一年でありました。
まずはそんな一年をさらっと振り返ってみましょう。
焦げパン、今年は直してばかりいたような。
春サノ(宇宙大戦争)は絶好調にて参戦。ここまでは良かったのです。
ここまでは。
11月の厚木(VMRS)に向かう途中の東名高速道路・川崎地点でリアタイヤがフルロック!幸い同行してもらっていた原さんや松Tさんのおかげで助かりました。
原因はスターハブ内のベアリングケージが粉砕。
危ないところでした・・・
直ったら今年が終わっちゃいました(笑)
一方のハヤブサ。快走w
初夏には、かーるさんが福島までツーリングに来てくれて、磐梯吾妻スカイラインを攻めたり
あの琵琶湖ミーティングにも参加。(ハヤブサって凄いな)
何年たっても変わらない関西の皆さんに再会できたことは、今年最も嬉しい出来事でした。
さて、渓流フライフィッシングの方はというと、昨年より単独泊の釣行回数は多く、主に北東北の山々を釣り歩くことができました。
カッコイイ渓魚にもたくさん会えたなあ
長くなってきたので、今年の一冊。
『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』カーク・ウォレス・ジョンソン
2009年6月。ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から、約3,000羽の鳥の標本が消えた。
死んだ鳥を大量に盗む?いったいぜんたい、誰がそんなことを?
大英自然史博物館から忽然と姿を消した鳥の標本。色鮮やかな羽を持つ鳥たちはなぜ盗まれたのか?
行き着いた先は、希少な羽で毛針を制作するフライフィッシングの愛好会の世界だった。
羽毛をめぐる科学史と文化史、毛針愛好家のモラルのなさと違法取引、絶滅危惧種、標本とそれを保存する博物館の存在意義。世にも不可思議な盗難事件の顛末を追った、スピーディーに展開される犯罪ルポルタージュ。
入手は極めて困難だけど、欲しい。その世界の頂を目指す青年の行き着く先は。
事件は前半で決着がつく。だがその後がおもしろい。博物館の記録によれば、盗まれた299点のうち、犯人の自宅で回収されたのはわずか174点。それなら、残りの鳥たちはどこに飛んで行ったのか。
愛好家がネットでつながる地下世界。そして人の良心とはなにか。フライの毛針はもちろんのこと、ヴィンテージハーレーの世界観(36ナックルは人生を全て費やす代物であることなど)にも共通する背徳感に、つい徹夜で読み進めてしまった。
2019年アメリカ探偵作家クラブ賞ノンフィクション部門、2019年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞ノミネート。
これは傑作でした。是非。
今年もあとわずかになりました。
今年のトピックは何と言っても、子どもたちとキャンプにたくさん行けたこと。
ハマってくれて良かった。これからもより多くの時間を、子どもたちとキャンプで過ごせればと思います。
・・・それで、ご報告です。
来年早々から、東京に転勤することになりました!!
しかしながら子どもたちの就学のタイミングなどもありまして、ワタクシ一人の単身赴任になります。寂しいけど、なるべく週末は福島の自宅に帰るようにしたいです。
東京へ再び帰還するということで、またより一層、皆様よろしくお願い申し上げます。
(焦げパンは連れて行きます)
今年お世話になりましたみなさま、ありがとうございました。
来年も安全運転、旧車万歳!
皆様のご健勝とご発展を祈念して今年結びのご挨拶とさせて頂きます。
新しい年が良い年となりますように。
そして、また素晴らしい出会いがありますように。
コメント