プレイバック2021

 

ああ!12月更新しないまま年内最終投稿を迎えてしまいました。今年はホントに忙しくて(東京五輪の影響なんだけど)、全く連休が取れず、気持ち的にもどこか仕事が残っていてツラい一年だったなあ。


しかしながら!今年は何と言ってもコレに尽きる。年が明けて早々に、発表になったのだ。
そう、噂レベルでかねてから待ち侘びていた新型ハヤブサがついに登場。年初の予定第一弾大当たり。


速攻で手に入れました(笑)


カッコいいの何のって、もう惚れ惚れ。当然ながらめちゃくちゃ速い。電子制御てんこ盛りで何だかよくわからないけど全部凄い。(相変わらずよく理解してない)


ふじさんとハヤブサ。来年はもっとたくさん、走りたいですなあ。



・・・そして。肝心要の焦げパンですが、ついに朽ち果てたリアフェンダーの修理へ!年初の予定第2弾決行。


ハマーサイクルさんに見事に復活していただきました!これは凄い技術でした。


引き続き、もう少しだけ修理がありまして、これは来年。


昨年のデラックスソロに続いて、今年はなな、なんと47/48のデラックスバディシートがご縁に恵まれて焦げパンの元へ!嗚呼、念願成就也。


これまた、そーまくんに丁寧に完璧にリペアしてもらいました!ありがとう〜〜!もったいなくて壁に掛けてるのですが、来年はいよいよ装着して公道に出てみるかな



千葉フォルニアのMcCOYさんの邸宅には何度か遊びに行けて、凄いナックルたちに構ってもらいました。



恒例のレッカーも安定行事。(いや、来年はしないぞ)



子供たちとは、海に行ったり、山に行ったり。







年始早々完成したunleashed1/60 パーフェクトグレード・RX-78ガンダム。これ以上ないパーフェクトな逸品でありました。

RGジオングも作ったりして。

この時点ではRGシリーズの中で最高傑作でしょう。現時点ではその上を行くHiニューガンダムが出てしまったが。

プラモばかり作っていて、釣りには行けず。


最後に、年の瀬にYOASOBIの武道館ライブに行けて良かった。コロナ前の日常に戻ってきたことを実感できて、心地良いライブでした。来年はどうなるんだろうね。



長くなったので(毎年だけど)、今年の一冊。


1位。『アウトサイダー』(上・下) [著]スティーヴン・キング


やはり今年、読んで一番印象に残った本はコレだった。ここ数年、海外ミステリーばかり個人的に上位に来てしまうのは、スティーブン・キングのせいだ。その御大の本なのだから、翌朝に予定があるら読み始めてはならない。ページを開いたが最後、やめられなくなるからだ。


ストーリーはいつものキング節である。オクラホマ州の地方都市で、13歳の少年が凌辱され殺されるという残虐な事件が起きる。多くの目撃証言やふんだんに残された指紋などから、警察はテリー・メイトランドを犯人と断定。衆人環視の中で彼に手錠をかけた。

 しかしテリーは事件当日に出張で遠くの町にいたと主張。調べてみるとそちらにも多くの目撃者や科学的証拠が見つかったのだ。どちらが本当なのか。片方が本物なら、同時刻に別の場所に現れたテリーは何者なのか…。





2位。『葛西善蔵と釣りがしたい』[著]堀内正徳


実はこれを1位に推したいぐらい、良かった。


『東京へやってきたオホーツクの男がわたしの家へ泊まった。翌朝、おはようの挨拶をしたら表情が冴えない。よく眠れなかったの? と聞いたら

「夜中にとなりの部屋で、ガシャガシャッって大きな音がしました。しかも何度も。誰もいないですよね、あの部屋は。なんなんですか、この家は。」と青い顔をして震えている。
 ごめんごめん。言うのを忘れていました。それはカブトムシです。…』
(「早熟カブトムシ」より)

時代に淘汰される寸前のマニアックな釣り雑誌編集者と仲間たちが織りなす、心に深く刺さる珠玉のエッセイ。複雑化する世の中で、少しでも楽しく生きようとするための、著者ならではのアプローチが込められている。釣り人なんてどうせ、はなから酔っぱらいである。』




3位。『酔っぱらいが変えた世界史』[著]ブノワ・フランクバルム


アルコールは、世界の歴史のもっとも重要な瞬間で多くの役割を果たしてきたという。深酒により32歳で落命したアレクサンドロス大王、フランス革命とワイン、核危機渦中で泥酔するニクソン、などなど。

アレクサンドロス大王はローマとの覇権争いに臨む前に、深酒のせいで32歳の若さで世を去った。リンカーンが暗殺されたのは、ボディーガードが飲んだくれていたからだという。

 ロシアが誇るバルチック艦隊は、喜望峰経由で極東に向かうという長い長い旅の間、「ありとあらゆることに祝杯をあげながら時間をつぶし」ていた。しらふで待っていた日本の連合艦隊に撃沈させられ、「数百本の酒瓶と4,400名のロシア海兵隊員の死体が海峡の海にただよっていた」。

酒の失敗談もここに極まれり。軽妙な文体もあって、飲みながら楽しむことができた。




同率3位。『クララとお日さま』[著]カズオ・イシグロ

高度な人工知能を搭載した人型ロボットが語る近未来SF小説。ショートヘアで浅黒い肌のクララは、売れ残りの型落ちながら、ずば抜けた洞察力と高い共感力を備えている。買ってくれたのはジョジーという10代前半の少女とその家族。彼女の「人工親友」としての使命をまっとうすべく、クララは献身的に尽くし始める。
型落ち「人工親友」の献身と信仰。人間とは何かとの問いかけが、読後にズシリとくる。



今年もあとわずかとなりました。

今年お世話になりましたみなさま、ありがとうございました。
来年も安全運転、旧車万歳!
皆様のご健勝とご発展を祈念して今年結びのご挨拶とさせて頂きます。
新しい年が、良い年となりますように。今年の2倍は走ろうと思います。






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