Make this year again.

その総合火力演習のなりさんたち江戸川旧車会小岩大本営からの6日(土)の遠足行動行程がコチラ。ご一緒できる方は是非〜。

0800時 千葉街道二枚橋交差点(東京都江戸川区南小岩 5−2−6付近)
に集合。反対車線にコンビニ・セブン-イレブン有り。

0830時 発艦出発。

1030時 埼玉県幸手市権現堂前セブン-イレブン着(ガソリンスタンド隣接)、小休止。

1120時 小休止終わり。渡良瀬貯水池経由で佐野市へ向かう。

1230時 佐野市ファミリーマート北茂呂町店着。北関東旧車会と合流予定。

1300時 スーパーヤマグチ佐野田沼店 着。
買い出し。必要な物資はここで揃えておいて下さい。

1430時 小休止、買い出し、給油

昨年のその時の様子(コルサさん撮影)


海の向こうにも、同じような連中がいる。革命家チェ・ゲバラの国、キューバだ。

キューバではおよそ150台のヴィンテージ・ハーレーが現役で走っている。コンディションも日本人が好みそうな当時物が多いが、アメリカによる経済封鎖が続く「カリブの赤い島」その歴史的背景そのものが、その大きな理由になっているようだ。
このあたりはハーレーダビッドソンニュースにも詳しく取り上げられている。

1920年、当時の大統領へラルド・マチャドがハーレー・ダビッドソンを警察の公式のオートバイとすることを決めて以降、キューバ革命が成功した1959年まで、裕福な若者や軍隊や警察が使用していたものなどを中心に、およそ1,000台のハーレー・ダビッドソンが島内を走っていたという記録が残っている。

しかし1962年、アメリカ合衆国が「封鎖」、つまり経済通商停止を発令すると、車輛はもちろん、部品も調達することができなくなってしまった。その結果、キューバではハーレー・ダビッドソンの輸入が困難になり、事実上パンヘッドまでが主流の国になったのである。

国内では卓越した技術を持っていたぺぺ・ミレージマという愛称のホセ・ロレンツォ・コルテスが、古いハーレー・ダビッドソンの修復を始めた。彼のおかげで、数多くの美しいハーレー・ダビッドソンが、再びその走りを見せるようになった。 彼の技術は、直接または口伝えによって、彼の教えを尊敬するハーレー愛好家によって引き継がれた。

1992年、キューバのクラシック・オートバイのクラブであるMOCLAが設立された。
これは情報交換や部品の交換をしたり、また島内のツーリングを企画したりするためのものであった。さまざまな活動の中でも、MOCLAは、入院中の子供たちにひと時の楽しみをもたらす日を捧げるなど、社会的にも重要なイニシアティヴも取っている。

ハーレー・ダビッドソンのコミュニティに非常に崇拝されていたホセ・ロレンツォ・コルテスが亡くなって一年経った1991年から毎年、島のハーレーファンたちは皆、彼に敬意を表すため、6月の第3日曜日、彼が眠るハバナの記念墓地コロンに集う。 記念日は、「Dia del Motorista Ausente(逝ってしまったハーレー乗りの日)」という名前がついた。


その模様はDVD化されているので、興味のある方は是非取り寄せてみてほしい。

一介のヴィンテージハーレーファンとして、また福島旧車会、江戸川旧車会のメンバーとして、彼らキューバの旧車乗りの純粋な向き合いというものに共感する。ネットという地球的規模のインフラのおかげで、彼らやアメリカのコミュニティと繋がる日も近いと感じ、今回の総合火力演習を含め我々の活動を発信し留めていきたいと思う。

いつか一緒に語れる日が来るまでの記録でもある。

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