2011年6月22日水曜日

フライの雑誌93号。


最近は何をしていたのかと言いますと、一昨日発売となった『フライの雑誌 93号』へ原稿を書いてたりしてました。


こちらではさすがに河童ではなく本名で書いてます。
『浜通りのヤマメへ』という記事タイトルです。おヒマな方は読んでみてください。


特集「東北へ行こう!」。東日本大震災、福島第一原発事故など、3・11を境にすべての日本人の意識が変化したと思うし、利他的遺伝子ともいうべき助け合う本能が目覚めた。一方で、本当の危機に際して守るべき人に優先順位を付けざるを得ないことも目の当たりにした。
そのなかで東北は、静かに耐えながら、その助け合う本能と優しさでいまをなんとか生きている。本当に大事な人と、笑顔で暮らしたい。
釣り人の視点から東北を見つめ直した、そんな企画です。

自分はその中でも故郷福島の原発事故と、その川にたゆたうヤマメへの想いを書きました。
福島の釣りのお師匠さまには「・・・まじめに書き過ぎだなあ。もうちょっと毒がないとなあ。」とご指摘を早速受けました(笑)

原発については思うこと、言いたいことは山とあるのだけど、いま確信に至ったのは自分のことは自分で守るしかないのだという、観念に近い決意。
あれだけエラい学者さんたちでもどれだけの影響が出るのかまだはっきり分からないし、ましてや東電なんてただの原子力発電オペレーターだ。後手後手の公式発表など聞かんでよろしい。

これからの子どもへの注意は内部被ばくに特化し、人工放射線由来の発病を入念にケアしていく。
5年後、10年後に発ガンや他の血液系疾患が見つかったとして、それが福島第一原発事故によるもの、なんて国が認めるとは到底思えない。薬害エイズ訴訟しかり、水俣病しかり。だから自分の判断で診察を最優先させてもらう。
すべての日本人と放射能との戦いはこれから長くなりそうだし、汚染はゆっくりと浸食していくのだと直感している。

とにかく福島で渓流釣りができなくなったというのが極めて深刻なのだ。釣り人の生きる力を根っこから枯らしてしまった。ヤマメ、イワナにも放射能は差別なく汚染した。全くどーしてくれる。

この号の『放射能に立ち向かうために知っておくこと』という水口さんへのインタビューは必見。

*今回の特集の原稿料はすべて義援金として東日本大震災の被災地へと送られます。

そのかわりなのか、こんな萌えるカンバッチを編集部から送って頂きました。これ着けて釣りに行くど。


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