雷の季節の終わりに


お盆ということで。久しぶりに寝るのを忘れて読み切ってしまった小説。
『雷の季節の終わりに』恒川光太郎

賢也は現世から隔離された隠れ里「隠(おん)」に暮らす少年。雷の季節に起こることは、誰にも分かりはしない・・・。そう言い聞かされて育ったが、ある秘密を知ってしまったために隠を追われ、賢也に取り憑く「風わいわい」という物の怪とともに旅に出る。
果たして賢也を待ち受ける運命は?

異界の渡り鳥(風わいわい)、外界との境界を守る闇番、不死身の怪物・トバムネキなどが跋扈する壮大で叙情的な世界観と、静謐で透明感のある筆致で、読者を“ここではないどこか”へ連れ去る。

異界の隠れ里「隠(おん)」は、日本の原風景そのままだ。昔の田舎の夏休みの匂いだ。
黄昏にやってきた、あの妖怪の気配。あの夜の深い闇。
古い日本家屋、遠くで光る稲妻。
端正で非常に美しい文章、そして圧倒的な描写力だった。

デビューして一年足らずでこのような素晴らしい作品を出した恒川光太郎という作家には驚いたし、すっかりファンになってしまった。さっそくいま「夜市」を読み始めたところ。






さて、焦げパンの不具合というのは、シートポストの内部固着のことでありました。
これが全く抜けない。

スプリングアジャストナット下のカラーが噛んでしまったものと思われるのですが、
ナットを外して下からハンマーで叩いてもウンともスンもいわない頑固ぶり。

スライディング・ハンマーまで投入しましたが、ピクリとも動きません。

プーラーも粉砕(笑)。なんて奴だぁ。


不具合を直して、良い機会なのでシートポスト内の各スプリングのプリロードを体重別に詳細にデータで残してUPしたいので、なんとかしたいんだけど。


もういいや。暑いから。

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