プレイバック2013

平成25年が暮れてゆきます。

今年は穏やかな一年でした。ブログの更新も忘れるほど(笑)。



明日の大晦日に少しだけ乗って、走り納めです。走行出撃回数は激減しています。




今年はなんといっても4月に下の子が無事に誕生したことが1位です。マキと名付けました(正式には漢字だよ)。
子河童たちが賑やかで、しかも女系家族になってしまったのはいいのか悪いのか(笑)





あまちゃんにもハマったなあ。能年ちゃん可愛かったな〜
半沢直樹にもハマったし、なんだろこの小市民な安心感(笑)。




そんなふうに隠居生活をしつつも少しはイベントに顔を出しまして、5月には福島旧車会が10周年を迎えました。

5月。
一眼レフでの動画撮影で記録を残してみました。デジイチでの動画はマイブーム。




7月。

琵琶湖にて久々の旧車ミーティング。



久しぶりに再会できた方、初めてお会いできた方などなど、嬉しい出会いがたくさんあった関西遠征でございました。
次回は焦げパンで行くかー




8月。
お祭りや花火大会にたくさん足を運んで、彼女にとっては世界が広がった季節だったんじゃないかな。夏生まれの「なつき」も3歳。



キャンプにも一切行けずにサンマ焼いて黄昏れた夏でした(笑)。




9月。
フライフィッシングも、今年は出撃回数が激減。しかしながら数年以来の素晴らしい釣果に恵まれました。岩手最高!東北万歳!






10月。
バイブズ・ミーティングが福島のスグ上の菅生であったのだけど、ちょうどその連休は北海道へ行ってました(笑)。
毎年の北海道釣旅は初夏なのだけど、娘が生まれたばかりだったので秋へ変更(それでも行くというw)。


アメマス60オーバーゲットン!リールファイトはヒリヒリしたZE。



フライロッドを優雅に振って、出てくるのは40オーバーばかり(ときに60UP)という夢のようなフィールドでした。来年は夏に行こう。





11月。
やはり締めはこれであります。


なりさんたちとまた会いたいなあ。


今年もイベントはこんな程度でした(笑)。来年はもっと焦げパンと陸王で繰り出して、ブログもがんばってUPするぞっと。




ということで、年末恒例、今年の一冊。


やっぱり1位は『永遠の0』。
映画も封切りになりましたね。
「娘に会うまでは死ねない。妻との約束を守るために。」そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。

読み進むほどに宮部久蔵の真の姿が次第に浮かび上がってくる。尊厳と愛を貫いた生き様は人としてなんて素敵なんだろう、と思う。
冒頭で特攻の一員として南西沖に散華することはすでに知らさせているだけに、そのときがどうして訪れるのか、クライマックスのどんでん返しまで、ぐいぐいと読者を引きつける傑作。
空戦の描写も素晴らしい。クリフハンガーとなった宮部の戦いぶりが目にみえるようだ。
映画も観に行こう。



2位。『対岸の彼女』(角田光代)
女性の友情をここまでしなやかに描写する様は素晴らしい!さすが角田光代。
女性特有の群れであるとか、陰険な世界や嫉妬などという話ではなかった。
立場の異なる2人の女性の物語が、あるとき交錯する。もう会うことのない高校の友人、ずっと続くと信じていたのに会えなくなった友人・・・それでも自分の人生を生きなくてはいけない。「また出会うために。」希望のある終わり方も清々しかった。




3位。『孤独の発明』(ポール・オースター)
作者自身の実体験を踏まえながらまとめた小説なのかエッセイなのかよく分かんない作品(笑)。

『金があるということの意味は、物が買えるという点にとどまるものではない。それは、自分が世界から影響されずに済むということでもあるのだ。
防御という意味における富。金のない子供時代を送り、ゆえに世界の気まぐれに翻弄されつづけてきた父にとって、富という概念は逃避という概念と同義になっていた。
危害からの逃避、苦しみからの逃避、犠牲者の立場からの逃避。父は幸福を買おうとしていたのではない。不幸の不在を買おうとしていたのだ。』

一文たりとも読み飛ばせないので、読むのにすごく体力がいるが、このお父さんの孤独っぷりはぶっとんでいて心にずしんと沁みる。



次点。
『うどんのうーやん』ウチの子ども用の絵本なんだけど・・・


めっちゃシュールなの(笑)







今年もあと僅か、お世話になりました皆様、ありがとう御座いました。
来年も安全運転。旧車万歳!
皆様のご健勝とご発展を祈念して結びの言葉とさせて戴きます。



新しい年がよい年となりますように。
そして、また素晴らしい出会いがありますように。



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