本日、東京猛暑日。

今日の東京は気温が35度を超える猛暑日となっている。例年、福島でいうと『わらじまつり』が開かれる8月1週目の週末というのは、一年で最も過酷な気温になる。

それでも、この猛暑はお盆の前には落ち着いていく。そういえば、福島わらじまつりは今年は中止になった。ココ、江戸川区の花火大会は延期ということらしい。


子どもの頃は、ここまで暑くなっていなかったと思う。そのぶん、お盆を過ぎて20日ごろまでは暑さが続いていた気がする。市民プールに行って、商店の軒先でペヤングソース焼きそばを皆んなで食べて、ガリガリ君で冷やして昼寝。夜はカブトムシやクワガタを捕りに出かけた。時折、夕立がアスファルトを叩いた。今はゲリラ豪雨などという、無粋な呼び名に変わってしまった。風情も何もない。

7月に福島で捕獲したクワガタたちを東京に連れて帰っている。住んでいる文具店のリビングは日中でも意外なほど涼しいので、仕事で不在でも元気なようである。

近所の江戸川区の子どもたちに高値で売りつけてやろうかと企んでいる。放すワケにもいかないし。


最近は、田村隆一の「ぼくの〜」エッセイシリーズにハマっている。

『昼間の銭湯の味を知ると、堅気の勤め人には、どうしてもなれない。たいていの男湯には、客は二〜三人しかいなくて、昼のあかるい光が、湯気のたちこめている大きな空間をやさしく満たしている。湯は清潔で、ふんだんにある。さしずめ西洋人なら、人影のない教会にいると、こんな気分になるのかもしれない。』


ウチは今年、父が亡くなったので新盆。ということで来週半ばに福島に戻るので、この週末の3連休は東京でフラフラしよう。焦げパンに乗ったり、久しぶりのお店でも覗いてみたり。

夏といえば海なのだが、逗子のかーるさんトコは混みそうだなあ。ビキニの女の子たちは見たいけど。






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